"バンっ!!"


「うぉっ!!何だよ柚姫!!ビックリさせんなよぉ!!」


「ハァ・・ハァ・・・」



階段を駆け降りたせいか、息切れする私。



「おはよ柚姫っ」

「おはよ。今日は遅いんだなっ」

「早く座れよ。ご飯冷めちまうぞ??」

「あら、柚姫ちゃん!!今起こしに行こうと思ってたのよ??ご飯出来てるよ!!」

「柚姫さん、おはようございます」



皆それぞれの挨拶。

皆起きてる・・・。


当たり前だ。だって今は朝の7時。



李斗さんと來人は5時半。

志十と玲徒は私と同じ6時半には起きる。



今日の私は最悪な7時。


おそらく沙耶さんは朝の5時から起きてる。



私はポカンとしながら、皆を見た。