「どうした柚姫??」



來人は私の隣に座ってきた




「将来について考えてたの!!」


「将来??」


「うん。來人はちゃんと弁護士になる為に頑張って勉強してるでしょ??その姿見てたら、私も何か"やりたい事"見付けようかなぁって思って・・・」


「将来は・・・俺のお嫁さん・・・じゃダメなのか・・??」


「え・・///そ、そーいう事じゃなくて・・///」




急に意地悪な笑みを浮かべ聞いてくる。


またからかってるんだ!!///



「ん??どうなんだ??」


「それはもうすぐ叶う事だもん・・・///」


「あっ・・そうだったな!!」



って言って私の頭をクシャってした。



「もう・・・からかわないでよ~・・・///」


すると來人は清々しい顔で、




「柚姫が、自分でやってて楽しいとか、幸せって思う事をやればいいんじゃないのか??」


「楽しい・・・幸せ・・・??來人は弁護士になる事が幸せなの??」


「ああ。俺は困ってる人を助けて、その人達が笑顔になるのを見届けるのが"俺にとっての幸せ"なんだよ」


「來人・・・・」




私は改めて來人の良さを実感した。


大人になった気がする來人・・・。


私も置いていかれないよに頑張らなきゃ!!!!!