帰りの車の中で私は目を覚ました 「・・・んっ・・・・」 ゆっくり目を開くと、見慣れた人達がいた 「柚姫・・??起きたか??」 聞き慣れた、安心する声・・・ 私は横を向いた そこには、切なく笑う來人の顔があった 「ら・・・ッいと・・・・」 この状況からして、私達は助かった・・ そう思うと、力が抜け、涙も同時に流れた 優しく・・優しく 來人は頭を撫でてくれた