その光景を見た仲間達は腰を抜かしている 遠くで、サイレンの音が聞こえた 「來人、もう行くぞ・・警察がもうすぐ到着するから」 「ああ・・」 來人は隣でグッタリした柚姫に視線を向けた 「柚姫・・・・・」 來人は優しく柚姫を抱き締めた そして、心の中で思った 何度も何度も思った 遅くなってすまない・・と・・