來人の部屋のドアが少し開いていた 中は真っ暗。 「來・・人??」 私は恐る恐る中を覗いた すると、ベッドの端に座って、黙って写真を眺める來人の姿があった。 暗かったけど、月明かりが來人を照らしていた。 「來人??どうかしたの??」 私の声に來人が反応した 「柚姫か・・ごめん、すぐ行くよ。」 私は來人に近づいた。 「何見てたの??」 「写真だよ・・・」 私は來人の隣に座った。