「皆が見ている中で感じるのって、すっげぇー気持ちいいんだぜ??」
「ぃゃ・・・」
志十と古城君が何か言ってるけど、私にはもう何も聞こえない・・・
頭が破裂しそうなくらい恐い・・・恐すぎて、足の痛みなんて分かんない
「と、その前に・・・綺麗な白い足が台無しだ・・俺が傷つけちまったんだ。俺が傷を治してあげなきゃな・・・・」
甲斐さんは、私の傷口を見て、いきなり舌を出した
「何・・・するの・・・・・」
そしてその舌は、私の足にめがけて近付いてくる
「やめて・・・」
やめて・・・・・
來人以外触れないで・・・
來人・・・・來人・・・・
私の足に、生温い感触が電流のように走った
「いやーーーっ!!!來人っっーー・・・・・ッ・・・・」
私の意識はそこで途絶えた



