続★THE イケメン4兄弟-幸せな同居生活-【完】






「「汚ねー手で柚姫に触ってんじゃねー!!!!」」



ピタッ


甲斐さんの動きが止まった


2人の声が重なった


「志・・十・・・・・古城君・・・・」



志十と古城君はお互い顔を見合わせた



「そういやーさっきから気になってたけど、てめぇ誰だよ」

志十の低い声が古城君に向けられた



「それはこっちの台詞だ。俺の真似してんじゃねーよ・・」



玲徒を真ん中に、左右2人は、玲徒の存在をも忘れ何かを言い争っていた




「もしかしててめぇ・・古城冬矢っ奴か??柚姫にちょっかい出してるとか言う」


「だったら何だ・・・もうキスまでした仲だぞ俺ら・・・・」


「なっ!!!!」


「おいおいお前ら・・状況を読め・・状況を・・・」



倒れていた玲徒が言った




「きゃっ!!やめて!!」



2人が言い争っている間に、甲斐さんは持っていたナイフで私のスカートに切れ目を入れた