「てめぇ!!柚姫に近づくんじゃねーよ!!」
志十の声が聞こえた
だけど甲斐さんは無視をする
「近付いたらぶっ殺すぞ??」
古城君も低い声で口にする
「こんにちわ・・柚姫ちゃんって言うんだ・・・」
笑っているようで笑ってない顔の甲斐さんが、私の前にしゃがんだ
「柚姫ちゃんって肌白いね・・・・」
私のスカートから出た足をジッと見る甲斐さん
恐い・・・
恐くて声も出ない・・・
私は顔を思いきり横にそむけた
しかし、すぐに顎を掴まれ前に向き直された
顔が近い・・・・
やだやだやだ・・
抵抗したいのに・・・・
顔がどんどん近付いてきて、私は思いきり目を瞑った



