「あの店はヤバイ店なんだよ。」

「古城君知ってるの?!」

「あぁ、昔ダチが働いてたんだけど・・・」


古城君の会話が止まった



「古城君??」


「そいつ、奴等に薬漬けにされたんだよ・・・・」


「ヤクヅケ??」


「クスリだよ・・覚醒剤・・」


覚醒剤・・

って、あの??


私はそれを聞いてしばらく黙った


「今・・その人は??」


「精神病院がある施設で入院とリハビリを繰り返してる・・」



一気に不安が襲ってきた


玲徒は大丈夫なの・・


「まさか、あんな場所に池原玲徒が居たなんてビビったけど、お前を逃がすのに必死だったからな・・・」


私は自然と涙が出てきた