恋口の切りかた

道の先に、ちろちろと青白い炎が燃えていた。





まさか、あれは例の──

と、思った瞬間、
円士郎が炎のほうに走り出した。


嘘!?

置いて行かないでよ、エン!


私は必死に円士郎の後ろを追いかけて、




青い炎の手前で、円士郎が立ち止まっていた。


円士郎は堀沿いの道から町の方向に伸びる小道を見て、凍りついている。


追いついた私は、思わずつられてそちらを

見た。



見てしまった。