「師範代殿!!」
耳が痛くなるような大声が響いた。
何事かと見やれば、部屋の真ん中で鬼之助が布団の上に正座していた。
こいつは今、居ずまいを正すだけで大変なことになる大怪我をしているハズだが──
何考えてやがるんだ?
とか俺が思っていたら、
「お手前の名をお聞かせ願いたい!」
鬼之介の口からは、そんな言葉が飛び出した。
いきなり改まった口調になっている。
「私の名かね? 黒田虹庵だ」
やや面食らった様子で虹庵が名乗って、
「虹庵殿!」
鬼之助は虹庵に平伏した。
「どうかこの私を鏡神流の末席にお加え願いたい!!」
──はァ!?
こいつ、今──何つった!?
鏡神流の門下にしろだァ!?
耳が痛くなるような大声が響いた。
何事かと見やれば、部屋の真ん中で鬼之助が布団の上に正座していた。
こいつは今、居ずまいを正すだけで大変なことになる大怪我をしているハズだが──
何考えてやがるんだ?
とか俺が思っていたら、
「お手前の名をお聞かせ願いたい!」
鬼之介の口からは、そんな言葉が飛び出した。
いきなり改まった口調になっている。
「私の名かね? 黒田虹庵だ」
やや面食らった様子で虹庵が名乗って、
「虹庵殿!」
鬼之助は虹庵に平伏した。
「どうかこの私を鏡神流の末席にお加え願いたい!!」
──はァ!?
こいつ、今──何つった!?
鏡神流の門下にしろだァ!?



