恋口の切りかた

薄く降り積もった雪の上に、刀を握ったままの腕が転がる。

血も凍るような絶叫を上げて、男がうずくまった。


ばたばたっと音を立てて、
赤い色の水が白い雪の上に落ちる。



誰もが目を見開いて硬直する中、

「後悔しろ──」

冬馬はそれでも動きを止めなかった。


もう戦えない。
相手は完全に動けなくなっているのに、なおも刀を振り上げる。



「やめなさい! それまで!!」

私の声はまるで届かず──




冬馬が


振りかぶった刀を



振り下ろして──