恋口の切りかた

人を斬った興奮も、高揚も、

一瞬で全てが霧散して、


俺は激しい罪悪感と後悔とに襲われた。



火のように熱いと感じた体は、

頭から氷水をかけられたように冷えきった。




俺は、どうすればいい?



どうすれば、償える?


償う方法があるのか?




「留玖……」

彼女の名を口にして、俺はフラフラと留玖に歩み寄った。