恋口の切りかた

都築を見下ろして、どのくらいそうしていたのだろう。


短い時間のようにも、長い時間のようにも感じた。



目を見開いたまま、都築は動かない。



死んだように、動かない。










死んでいるのか──?

















都築は、死んでいた。



俺に斬られて、

声を上げることもなく
目に十六夜の月を映して

都築小一郎は死んだ。