昨晩と同様に持ってきた木刀を腰から抜いて──
どうするの……?
橋を上りながら私は自問する。
この橋を上り切って、その向こうに立つ円士郎を前にしたら──
私はこの木刀を突きつけて、どうするつもりなのだろうか。
どうすれば……良いのだろうか?
そんなに巨大な橋というわけでもない。
すぐに、うつ伏せに倒れた人の所まで辿り着く。
雲間から顔を出した月光に照らされ、こちらを向いた男の顔には見覚えがあった。
背中をばっさりと切り裂かれ、
目を見開いたまま絶命している総髪の侍の死体は──間違いなく、久本左内のものだった。
どうするの……?
橋を上りながら私は自問する。
この橋を上り切って、その向こうに立つ円士郎を前にしたら──
私はこの木刀を突きつけて、どうするつもりなのだろうか。
どうすれば……良いのだろうか?
そんなに巨大な橋というわけでもない。
すぐに、うつ伏せに倒れた人の所まで辿り着く。
雲間から顔を出した月光に照らされ、こちらを向いた男の顔には見覚えがあった。
背中をばっさりと切り裂かれ、
目を見開いたまま絶命している総髪の侍の死体は──間違いなく、久本左内のものだった。



