また、長く執筆を続けてきたため、タイトルも途中で何度も変更し、ようやく今の形に落ち着きました。
最後まで読み終わった時に、タイトルを見返した読者様が「確かにこの物語はこのタイトルだ」と思って下さると嬉しいのですが、どうでしょうか。
(→1/17に後の頁に記載した理由よりタイトルから副題を消去致しましたが、サムライシンデレラSTORYという副題は自分にとっても思い入れの深いものでした。
皆さまの記憶の片隅に残していただけるものとなっておれば嬉しく思います。2011.2.1)

ジャンルに関しましても、もともとは青春・友情ジャンルで書いていた作品だったのですが、途中で恋愛へと変更致しました。

しかし青春ラブストーリーということで、中で描いている人間模様や、主人公たちの成長などは青春物語の香りが強かったと思います。

小説大賞のテーマが青春ということで、本作もエントリーさせていただいた際、ジャンルをもとの青春・友情に戻すか迷ったのですが…ラストシーンや結末を考えて、やはり恋愛のままで行くことに。


この物語で描いている円士郎と留玖の、男女でライバルで幼なじみという関係は、導花線自身の過去に基づいております。
導花線にとっては苦い青春の思い出となってしまった過去の出来事へのリベンジとして、この物語には自分自身の経験や思いも散りばめて書きました。

そんなわけで自分にとってもとても思い入れの深いこの作品が、江戸時代中期を舞台にした時代劇という携帯小説ではとてもマイナーなジャンルでありながらも、これだけ多くの方に読んでいただけましたこと、大変嬉しく思います。

実は導花線は時代物を執筆するのは初めてでして、この作品の執筆は大変勉強になりました。

語りたいことは尽きませんが、止まらなくなりそうですのでこの辺りで。


長らくの御愛読有り難うございました。


(2010.10.7 導花線)