恋口の切りかた




俺を嘲(あざけ)るかのような清十郎の表情を見て、全てを悟った。



あの日こいつは、初めからそのつもりで俺に斬りつけてきたのだ。

俺の脇差しを堀に沈めて、後から回収するために──!



完全にハメられた……!