恋口の切りかた

楽しい。

面白い。

何もかも忘れられる。


このまま熱中していたい。



再び首元に迫る風を感じながら、今度はその斬撃を上から刀で押さえ込む。


雨の中、互いの動きが止まって、

ごろごろ、と空が鳴るのが聞こえた。


クスッと、隼人が笑った。