遊びと恋愛の違いってなんですか?


夜の海は神秘的だ 
海の大きさに、
自然の大きさに

自分の小ささを
思い知る!

夜の海を見ている
俺のそばに 
カップルがいた

『昼間ね 
男性が私に
ぶつかってきて

わざと携帯落として 
壊れてるかも
しれないから

コールしてみて
なんて言って 
声かけてきた
男性がいたのよ』

俺との出来事を 
自分の
都合の良いように

彼氏だと思われる
男性に話している


昼間の彼女の
声が聞こえた


男性はあまり
興味なさそうに
聞いてるだけだった・・・
その悪い
タイミングに 
彼女は俺の存在に
気が付いたようだ!


男性の腕に
しがみつき 

『ヤダっ!
今話した昼間の人!
やっぱり 私を
つけまわしてる
みたい・・・』

その
小さく話した声も、
風に流されて俺の
耳にも入ってきた


失望感と 
トラブルを
避ける為 
俺はその場を消えた


彼女は
『タッ君がいるの
気づいて逃げたよ 
良かったぁ』


その言葉も俺の
耳に届いていた 
彼の名前は


タクヤ か 
タツヤだろうな・・・
なんて思いながら


毛布にくるまった