部屋を選んでも
鍵がでて来るわけでもなく部屋番号が

印刷された
小さな紙が出てきた
302

三桁の数字がただ
印刷されていた

エレベーターにのり
三階に着くと
302の部屋まで

案内の矢印が
優しいピンクの光で
浮かび上がっていた