読めなかったと
言うより
Dカップ以上は
有るであろう
柔らかそうな
胸元に視線が
行ってしまい
名前を読むことに
集中出来なかった
千円札を一枚出して
お釣りを貰った
財布に小銭を
戻し左手に持ち
右手で
デミタスコーヒーと
さんぴん茶を
持った
正利は手が大きいから
そのくらいは楽に
持てるのだが
手を滑らせ
デミタスコーヒー
と
さんぴん茶
を
二本とも
床に落としてしまった
コロコロ転がる
情けない
缶コーヒー
と
お茶を
正利も
情けない顔で
拾おうと
したとき
すでに
レジカウンターから
エキゾチックな
顔立ちの
女性店員が出てきて
拾ってくれた
「袋に入れますよ」
店員の言葉に
「すみません
胸元みてたら
動揺しちゃつて」
正利は返した
意外と正利は
頭の回転が早い
エキゾチックな
顔立ちの女性店員は
少し嬉しそうだった
レンタカーの
ヒュンダイに戻り
デミタスコーヒーを
飲んだ
ショート缶なので
すぐに
飲み終わってしまう
しかしこの味が
正利さとは好きだ
ヒュンダイを発車させて
さんぴん茶の缶も開けた
言うより
Dカップ以上は
有るであろう
柔らかそうな
胸元に視線が
行ってしまい
名前を読むことに
集中出来なかった
千円札を一枚出して
お釣りを貰った
財布に小銭を
戻し左手に持ち
右手で
デミタスコーヒーと
さんぴん茶を
持った
正利は手が大きいから
そのくらいは楽に
持てるのだが
手を滑らせ
デミタスコーヒー
と
さんぴん茶
を
二本とも
床に落としてしまった
コロコロ転がる
情けない
缶コーヒー
と
お茶を
正利も
情けない顔で
拾おうと
したとき
すでに
レジカウンターから
エキゾチックな
顔立ちの
女性店員が出てきて
拾ってくれた
「袋に入れますよ」
店員の言葉に
「すみません
胸元みてたら
動揺しちゃつて」
正利は返した
意外と正利は
頭の回転が早い
エキゾチックな
顔立ちの女性店員は
少し嬉しそうだった
レンタカーの
ヒュンダイに戻り
デミタスコーヒーを
飲んだ
ショート缶なので
すぐに
飲み終わってしまう
しかしこの味が
正利さとは好きだ
ヒュンダイを発車させて
さんぴん茶の缶も開けた

