『どこのホテル?』
俺の直感で
この2人の女子大生は
彼氏なんかと
居ないと思った
2対2のカップルで
旅行に来て
2組とも同時に
喧嘩するのは不自然だし
国際通り周辺に
カップルで泊まるような
ホテルは
俺には無い様に
感じたからだ
『えーとぉ・・・』
答えようとしたのだか
話を濁そうとしたのだか
判らないが
そう一人に女性が
発した瞬間に
言葉に
かぶせるかのように
『3人で海に行こうか
泳ごうよ』
『水着は?』
俺の 問いに
『ホテルです』
俺が
『取りに行こう どこ?』
『ここです・・・』
首里城に近い
綺麗なホテルに
泊まって
居るようだ(笑)
30分も
待たないで
2人の女性は
水着に着替えて
上にTシャツとと
ホットパンツをはいて
脱げばすぐに
海に入れる
準備をして
俺のレンタカーに
戻ってきた
女性たちの
ホテルを出るととき
『あっ帰ってきた』
2人の女性たちの
彼氏たちが
タクシーで
ホテルに
戻ってきた
すれ違いで
彼氏たちはまったく
こっちに
気が付いて居ない
俺は二人に
『このまま
行っちゃっていい?』
そう聞くと
二人は
『うん
行っちゃって・・・』
一瞬見えた
TAXIに
乗っていた
二人の男性は
かなり年上に見えた
40代だろう
本当に彼氏なのかな?
頭の隅で考えながら
車をどこに
走らせるか
考えていた
綺麗な海は・・・
よし!
出発前に
色々パソコンで
調べて
頭に入っていた
情報から
目的地を決めた!
路肩に車を止め
ナビに
目的地をセット!
車をナビの
指示どうりに
走らせた

