全く、この少年は、何かと言えば霞丸が病みつくと思っているらしい。 もっと幼いころは、確かに、人より病がちではあったのだが。 今は、もう、そんなことはないというのに。 溜息をつき、霞丸は、用件を切り出す。 「松雪。そなた、玉林を知らぬか?」