さっきまで偉そうに フェンスの上に座っていた 憎たらしいガキは いつの間にか 俺の頭上にいた。 「はっ… お前は何をそんなに驚いているんだ??」 「だってお前さっき…あっちに…」 俺はずっと後ろにある フェンスを指さし……気づいた。 よ-く考えればおかしなことだ。 生徒ならまだしも こんな子供が学校の屋上にいるなんて… それに… あんな高いフェンスによじ登って 偉そうに座ってるか??普通… あいつの格好も…