恵「ここだよ~」

恵に連れて来られた場所は広い倉庫だった。




って……あれ?

「さっきあたしがいた所も倉庫だったのに……別の倉庫があるの?」


恵「あぁ~…さっきの倉庫は黄虎全員が入れるけどこの倉庫は、僕らが許した奴しか入れないよ。

そうだね~…幹部とか…僕らを本気で慕ってくれてる奴らは、入る事を許してる。
…薬とかをやってる奴らは許してないよ……

まともな奴らまで影響されたら危ないし……

ま。簡単に言うとこの倉庫は安全だよ。」


恵はそういうと悲しそうに笑った。


「そう…なんだ…。」


健「まー。姫を薬やってる奴らと戦わせるなんて出来ねーよ。

つか早く行こーぜ!」


恵「はいはい」



楽しみだわー(笑)


倉庫の扉は全開だから中にいる人達の人数が大体わかる……

約70……かな?


すぐ終わりそうだわ……


健「姫ー。何突っ立ってるんだァ?早く来いよー。」



……喋り方子供っぽーい(笑)

「はいはい。今行きますよー」


そう言って健と恵の後をついて行く。


恵と健に下っ端は挨拶をしていく。


んんー…この光景をみる限り普通に良いチームな感じなのになぁ……


健「とりあえず2階だな」

恵「そうだねぇ~」

2階………


2階って………お偉いさんがいるとこでしょ!?
なんでそんな所に!?


…って、


こいつら総長と副総長だった…


2階に上がり、少し進むと扉があった。

そりゃもうお偉いさんが集まってる感がものすごい。


ちょっと緊張☆←

健「入るぞ」


健はそう言うと扉を開けた。