部屋に入り、

皆ソファに座る。


「で…話って?」


恵「えぇっとね…


簡単に言うとね…

姫ちゃん…君は何者?」


…何者…ねぇ…?

んー…なんて言おうかなぁ…

『中崎組』に関しては変態親父に手伝ってもらおうと思ってんだよなぁ…
何せ『桜華組』の組長だしっ


あ。
言ってなかったけど桜華組は世界でも有名で日本の中では1番力を持ってる組なんだよ!
……いやぁ…なんて言おうかな…

…よしッ

「えっとぉ…それはぁ…

まだ内緒ってコトで…?(笑)

あ!!っていうか…話最初に戻るけどあたしが中崎組をなんとかするから!」


健「…あのさぁ……どうやってなんとかするわけ?」


「……じゃあその時になったら呼んであげるから!!」


健「はぁー?」


「おっけーだね?いいよね?じゃあー決着は土曜日!!」


健「は!?したら蒼龍と…」


「あのねえ!!中崎組の方が重要なの!!あたしはあんた達黄虎を助けたいのッ。

こういう問題は早く解決した方がいいでしょう??

だーかーらッ!!文句は言わないッ!!

中崎組から解放されたければあたしの指示に従いなさいッ」


…なんか女王様キャラになっちゃったじゃないか…


恵「…姫ちゃんを…信じても大丈夫…?」



何言ってんだか…

そんなの





「大丈夫に決まってんじゃん!!!」


恵「そっか…じゃあ…姫ちゃんを信じるよ…?」


「うんッ!!任しといて!!」

健「ハァ…信じるかんな。ぜってぇ中崎から解放させてくれよ…」


「あたりまえ~♪」

那「総長と副総長が言うならしょうがないよね~?」

櫂「あぁー…まぁいいんじゃない~?俺らも中崎嫌だし~」

優「そうだな……」


恵「じゃあ…姫ちゃん…ごめんね?もう帰っていいよ…人質にしてゴメンね…?」

「いえいえ~ッ!!じゃあー…土曜日に…ね?ばいば~い」


「「「「「ばいばい」」」」」

はぁーやっと帰れるッ


舞姫は寮へと帰って行ったのだッた…。