先生は黙って、また元の位置に座り直した。 「・・・私と真希は・・親友だったんです。ついこの間まで」 私は全てを話した。 真希と親友だった事。 真希の協力で、憧れだった章吾と付き合えた事。 だけど章吾は真希がずっと好きで、真希に近付く為に私を利用してた事。 そんな事情を知っている真希が・・私を裏切り、章吾の告白を受けた事。 全て・・全て話した。