「話って何??」 私は章吾に、人気のない教室へ連れてこられた。 「あのさ、実来って・・・真希と友達だったじゃん??」 「え・・う、うん」 真希の話なんだ・・。 「もうすぐ真希の誕生日が近いんだけど、真希の好きな物とか欲しいものとか知ってたら教えて欲しいんだけど・・・」 は?? 何言ってんの章吾・・・。 「・・・何かある??」 私気づいた事がある・・。 章吾にとって私は・・・ただの都合のいい女って事・・・