「実来・・・」
「は、はい・・///」
「俺がこの学校辞めても大丈夫か??」
「先生・・・」
先生、私を心配してくれてる・・・
「私は、大丈夫です・・・」
「悪かったな・・本当は俺達の事隠すつもりだったんだが、俺は本気で実来を愛してるから・・・ウソをつくのも嫌だったからな。俺達、(仮)でも付き合ってんのはほんとだろ??」
「先生・・・・///」
「だけど、学校を辞めてもお前には逢いに行く。毎日な。学校が唯一お前と長く居れる場所だったから・・・それが無くなるんなら、俺から逢いに行く。お前が俺に振り向くまでな」
先生の言葉がどんどん胸に溢れてくる。
「先生・・・・私・・・・」
今。今だよ・・・・
"ガラーー"
「お前達、何をここで立ち話をしてるんだ。自宅で謹慎と言っただろ!!」
いきなり生徒指導室のドアが開き、生徒指導の先生が出てきた。
「すいません・・・・」
結局、言えなかった。



