Dear俺様教師【完】






「これ"ホテル"に落として行ったぞ??」



"ホテル"を強調して言った。




「ちょ!!ちょっと!!そんなデカイ声で!!」




クスクス笑う菅野蓮。





絶対面白がってる・・・。







「あ、ありがとうございます。」



「お前がこの学校に居たなんて好都合だ」



「え・・??」



「車・・どーしよか、悩んでたんだが・・探す手間が省けた・・」





やっぱり・・。私を探すつもりだったんだ・・・。






「そーだな。金が無理なら・・・代償として・・俺の授業で、単位を100%取れ」



「ひ、100%?!って・・テストも・・・満点じゃなきゃいけないって事ですか・・??」



「当たり前だろ・・・??実力、期末、小テスト等もだ・・。授業はもちろん、全出席・・だな」






鬼だ・・・。





「何だ??金で弁償するか??・・・・3億だぞ???あの車・・・」



「3億?!」



「ああ。さぁ・・どっちがいい??」