「んで、ここが・・・・」
先生、もう夢乃ちゃんの事は済んだはずなのに、朝からどこ行ったんだろう。
まさか、私傷つけたかなぁ・・
それでショックで・・・
でも、あの先生に限ってそれはないと思うけど・・
「・・・・来??」
なんだろう・・
すごい先生に逢いたい。
「先・・・・生・・・」
気付かぬ間に、先生の事を呼んでる私が居る。
「俺、蓮兄さんじゃねーし」
「・・・え?!あ、ご、ごめん!!私、何か言った?!」
「言った」
「ほんとに?!恥ずかしい////」
「爽君って、超素敵ってな」
「え??そんな事言ってたの私」
「そんな事ってなんだよ・・・冗談だよ・・・ねぇ、蓮兄さんと何かあった??」
「え??何で??」
「何でって、それ本気で言ってんのかよ。「先生」なんてうわ言言っといて」
「・・・・何もないよ」
「何今の間は??」
すると、爽君は、参考書をバン!!と閉じた。
なんか、このシーン見たことあるぞ??
「実来がそんなんじゃ、俺、勉強教える気ゼロ。」
「爽君」
私も、爽君にそんな感じで言ったけ・・
夢乃ちゃんの事で悩んでるとき。



