「お話と言うのは・・・」 「じ、実は・・・」 爽君、そりゃなかなか言い出せないよね・・・ なのに先生は、冷ややかな目で夢乃ちゃんを見ている。 先生・・・どうしたんだろう?? ここへ来て、先生の様子がおかしい事に気付いた。 なんか・・・怒ってる?? 「爽、迷ってないで話すんだ」 「あ、ああ・・・」 「爽、どうしたの??お話があるなら聞くわよ??」 夢乃ちゃんは、何も疑うことなく爽君に聞いた。 そして・・・・ 「実は―――――」 爽君が話始めた。