-実来 side- 爽君の彼女の家に上がり、リビングに案内された。 夢乃ちゃんって、爽君にお似合いの、とっても可愛らしい子 しかも優しそうだから、爽君の本当の姿を知っても、許しちゃいそうな感じがする。 「爽、今日は連絡もなしにいきなりいらして、どうなさったの??」 夢乃ちゃんは、不思議そうに爽君に聞いた。 「実は今日、あなたにお話がありまして・・・」 爽君に聞いたのに、答えたのは先生だった。 「そ、そうなんだ・・・」 爽君、すごい緊張してるのが伝わる。