先生はどれだけ傷ついただろう。


先生はそれだけ悲しんだだろう。




もしかしたら、私と章吾の事なんて全然比じゃないくらい。


先生は、こんな悲しい過去を背負ってきて、私を助けてくれた。


私は、先生に頼るばっかりで、先生の苦しみには全然気づかなくて・・


バカだよ私。



あの時、先生が抱えてた家族の問題って相当デカイ問題だったんだね。


先生一人じゃ抱えきれないくらい悲しい過去だよね。




この話を聞いて、私が先生を嫌う??


どうして??


もっと・・もっと・・先生の傍に居たいと思った。


先生が幸せになれるなら、私はずっと先生の彼女で居たいと思った。


例え今は(仮)でも・・・。