Dear俺様教師【完】






「あ、あの!!お茶・・入れます」


「ええ。お願いしますわ」




お茶を入れてる間も、ずっと私の事を見ている桜子さん。



(うぅ~・・何か緊張する(涙))




「ど・・どうぞ・・・」


「どうもありがとう・・いただきます」




ゆっくりお茶を飲む桜子さん。


そして、お茶を飲み終わった後、私に言った。




「えっと・・・実来ちゃんだったっけ??」


「は、はい!!」


「蓮と・・・一緒に住んでるの??」


「い、いえ・・今日はたまたまでして・・」


「普段は??」


「一人暮らしです・・・。」


「蓮とはもう・・・寝た??」


「え?!///ね、ね、寝た?!いやいや!!私達はそんな関係じゃ・・・」


「なら、どうしてあなたは蓮の洋服を着てらっしゃるの??昨日泊まったって事じゃないの??」


「た、確かに泊まりましたけど・・・」


「あら・・男女が同じ部屋に居て、何もなかったの??」


「先生は・・・そんな人じゃ・・・・」


「あら・・・・蓮は・・私を・・・」


「桜子様・・・・少し言葉を慎んでは・・いかがでしょう・・岡田様がお困りです。それに、彼女と蓮様は本当にそういうご関係ではございません」


「あら・・・随分蓮の味方をするのね・・」


「私は、蓮様に25年間仕えてきましたから・・・・私の主人は蓮様です」


「そう・・・ならいいわ・・・」




桜子さんが何か言おうとしてたけど、それを高橋さんが止めた。


私は、状況は全く読めなかった。