高校までも、彼が行くという噂を聞いた学校を選んだ。


どんだけだって話しだよね…


散々、友達に言われたよ…

バカを通り超しちゃってるよ。


自分で自分がおかしい。


でも、やっぱり彼意外の誰にもときめかない。


思い出の中の彼は甘い言葉もくれないし、キスだってしてくれないの。


だからね、忘れようと努力してさ…


他の人と付き合ってみたりもしたよ?


でも、やっぱり彼があたしの真ん中にいて忘れることなんて出来なかった。


付き合ってくれた人を傷つけてしまうだけだった。


もう、今さら遅い。


彼を忘れるなんて、一生出来ないよ。


ねぇ…?夏惟(カイ)


あなたの忘れ方を教えて?


ねぇ…?夏惟


あなたを想うことの止め方を教えて?




もう、このままじゃあたし…


壊れちゃうよ。