翔を迎えに行く道中、俺は興奮していた。 我が子に二ヶ月振りに会えるのだ、嬉しくないわけがない‥‥‥。 片道3時間弱かかる道だが、俺はそんな道のりなど苦にせず車を走らせた。 そして、いよいよ施設の前に到着‥‥‥‥‥‥ 施設の呼び鈴を鳴らした。 施設の人:『は~い?』 嵐士:『あっ、翔の父親です。』 施設の人:『あっ、お待ちしてました。少々お待ち下さいね。』