【留宇】
久しぶりのパーティは少し遠くのホテルで。
取引先のデパートが新店舗をオープンするとかで呼ばれた。
「ちゃんとご飯食べたかな…」
「母親みてぇなこと言ってんなよ」
「だって心配なんだもん…」
「ジジイんとこの家政婦、若くて善のタイプだろうから今頃喜んでるって」
「善君汚さないで!!」
確かに秘書さんたちが大好きでお迎えが楽しみだって言ってたけど!!
おじ様の家に1泊なんて心配すぎる…。
「おぉ、藤間の若社長」
「これは真崎さん、いつもお世話になってます」
「ずいぶんお若い奥様だね」
「えぇ、まだ学生でして。留宇、取引先の専務さんだよ」
仕事雷さんだ…。
真面目そうに見えてキュン…。
「初めまして、藤間の妻です。主人がいつもお世話になってます」
「噂には聞いていたけど新島のお嬢さんだったとか」
「そうですね、昔の話です」
「今日いらしてるでしょ、お父様」
えっ…?
雷さん、そんなこと一言も言ってなかった…。
久しぶりのパーティは少し遠くのホテルで。
取引先のデパートが新店舗をオープンするとかで呼ばれた。
「ちゃんとご飯食べたかな…」
「母親みてぇなこと言ってんなよ」
「だって心配なんだもん…」
「ジジイんとこの家政婦、若くて善のタイプだろうから今頃喜んでるって」
「善君汚さないで!!」
確かに秘書さんたちが大好きでお迎えが楽しみだって言ってたけど!!
おじ様の家に1泊なんて心配すぎる…。
「おぉ、藤間の若社長」
「これは真崎さん、いつもお世話になってます」
「ずいぶんお若い奥様だね」
「えぇ、まだ学生でして。留宇、取引先の専務さんだよ」
仕事雷さんだ…。
真面目そうに見えてキュン…。
「初めまして、藤間の妻です。主人がいつもお世話になってます」
「噂には聞いていたけど新島のお嬢さんだったとか」
「そうですね、昔の話です」
「今日いらしてるでしょ、お父様」
えっ…?
雷さん、そんなこと一言も言ってなかった…。