俺様のカゴの中

口元を押さえて逃げた留宇はキッチンへ。



久しぶりに顔が真っ赤だ。



「絶対善君の教育に悪い…」

「なら我慢しろって?」

「我慢してよ…」

「ヤダね。別にセックスシーン見せたわけじゃねぇだろ」

「あわわわわっ!!雷さんっ!!」



久しぶりにかりかうと更に顔が真っ赤。



善の保育園バッグから取り出した連絡ノートを読んで判子を押した。



俺が送った後は泣かなかったらしい。



『本日のお迎えも会社の秘書が行きますのでよろしくお願いします』



それだけ書いてバッグに戻した。



「善」

「は~い!!」

「今日も保育園だ。泣かないで行けるよな?」

「俺、カイシャがいい…」

「会社は仕事するとこだ」

「俺もする…」

「大人になったらな。今は保育園に行くのが善の仕事。早く帰れたら俺が迎えに行く」

「わかった…」



なんとも聞き分けのいい弟だ。



さぁ、俺も仕事だな~。



「雷さん、明日病院だからね?」

「あっ…」

「忘れてたんでしょ!!深見さんに言っといたからね!!」



またカメラ飲むのか…。