俺様のカゴの中

まぁ善のことは周りも協力してくれるのがありがたい。



あの高宮までもが善にメロメロだったりする。



「社長、本日は私がお迎えに行ってきますので」

「わりぃな、手間かけて」

「いえ、秘書課で奪い合った結果、ジャンケンで勝ち取りました」

「ははっ!!なら家まで送ってくれ」

「はい」



久しぶりに残業。



留宇はちゃんとやれてんのか?



少しだけ心配になった夜、家に帰るとソファーで寄り添って眠るふたりがいた。



軽い善を抱き上げ、ベッドの真ん中に寝かせる。



ドアを閉めてから留宇のカラダにブランケットをかけた。



「んっ…」

「ソファーで寝んなって何回言えばわかんだ?」

「あっ…大きい雷さんだ…。お帰りなしゃい…」

「風呂入ってくる。寝とけよ」



先に風呂に入り、出るとテーブルにメシが置かれてた。



眠いなら起きなくていいのに…。



「善、なんか言ってたか?」

「うん、雷に置いていかれたけど俺頑張ったって言ってたよ」

「そうか、明日は泣かねぇといいけど…」



あれはやっぱりキツい…。