俺様のカゴの中

大事に酒コレクションの中に入れてた留宇からもらったプレゼントの酒がない…。



見たら飲みたくなるからない方がいいや…。



「ご飯も消化のいいものにしてね?」

「大丈夫だって」

「あたしがダメなの。許せないの。心配なの」



そう言われたら従うしかねぇ…。



とりあえず家に帰ったって実感を得るため、ゆっくり風呂に入った。



まぁ俺も留宇が入院した時は過保護なくらいだったな…。



留宇の気が済むまで付き合うか…。



「いつまで入ってるの?心配だから出てよ…」

「覗きてぇほど欲求不満か?」

「違うもん…」



この日から留宇がおかしい。



病院では普通だったのに、なんだか留宇が変だ。



久しぶりの仕事は定時に帰ったのに、留宇が玄関でうろうろしてたり。



夜中に何度も起きて俺の胸に手を置く。



まさか…。



「留宇?」

「なぁに?」

「お前…俺が生きてっか確認してんの?」

「あっ、そうなのかな…。なんか…雷さんが話さなくなったりすると…心臓がバクバクして…」



トラウマ…。