俺様のカゴの中

【雷】



やっと家に帰ったら本当に敷いてたラグがなくなってた。



高宮いわく、殺人現場みたいだったらしいけど、そんな痕跡どこにも見あたらない。



「コーヒーが飲みたい…」

「薄いのね?」

「薄くていい」

「お酒もタバコも当分ダメだからね!!」

「なんか聞こえなかった。俺、耳も悪いらしい」

「ちょっ、タバコはダメだってば!!」



ひとくち吸ったら取り上げられたタバコをキッチンに持って行き水をかけた留宇…。



オイオイ…俺のタバコだぞ…。



「さっき寄ったコンビニで買ったんでしょ!!」

「2週間耐えた…」

「ダメ!!禁煙!!はい、残りも出して?」



取り上げられた残りのタバコをまたキッチンに持って行き、1本ずつ水をかけてニコッと笑う留宇が悪魔に見えた。



俺がアイツをここまで強くしたのか…。



か弱いまま育てりゃよかった…。



「お酒はもちろん、ダメだからね?」

「お前がくれた酒まだ飲んでねぇ…」

「うん、封印した」



はぁ!?