俺様のカゴの中

あたしが雷さんをわかってない…?



「雷は弱い部分とか、見せたりするヤツ?」

「しないです…」

「なんでもなかった場合、心配するだけムダだって思っただけだと思うけど」

「だけどっ…」

「留宇に余計な心配させたくなかっただけ。それほど留宇が大事だから」



言われた意味がわからなかった。



どうして言えないの?



「俺もそう思うよ、留宇ちゃん」

「淳平さん…」

「本人も大したことねぇって思ってたんじゃないかな?本当にヤバいって思ったら…雷、留宇ちゃんには絶対言うよ」



そうなのかな…。



次の日、たまらなくなって雷さんに訪ねた。



「質問で~す」

「あ?」

「体調悪かったのですか?」

「多少?」

「何で言わなかったのですか?」

「ここまで酷いと思わなかったから。って、なんで?」

「どうして…検査のこと教えてくれなかったの?」

「それは…言ったら心配してお前が泣きそうじゃねぇか…」

「泣かない!!」

「わりぃ、正直ビビってた」



えっ…?