俺様のカゴの中

頼んだハンバーグが来てからお話。



もちろん雷さんの。



「アイツはやっぱりムリすんだよ。前も倒れなかった?」

「倒れましたね、淳平さんに教えてもらって看病に行ったもん」

「留宇ちゃんも大変なヤツと結婚したね」

「でも…本当は運ばれた次の日に検査の予約入れてたんです…。あたしに内緒で…どうしてでしょう…」



こればかりは気になる。



あたしってなんのために存在するんだろうって…思えてならない…。



「雷だから。心配かけたくねぇとか、そんなもんでしょ」

「だったらあたしって何ですか?」

「雷にそんなつもりはねぇよ、たぶん。頼りないとか思ってるわけじゃねぇと思う」

「でも…秘書さんが知っててあたしが知らないって…残酷です…」



すごく悲しい…。



あたしは雷さんにとって全然頼れないのかなって思うと…。



そりゃああたしはまだ子供だし頼りがいなんてないけど…。



心配くらいさせて欲しいのに…。



「雷のことわかってねぇのは留宇じゃん」



駿さんにそう言われた。