俺様のカゴの中

そのままベッドに座って怒ってたらお腹に腕が回ってきた。



「目が疲れた…」

「知らないもん…」

「癒して?」



耳元で囁かれたらもう溶ける。



雷さんの方を向いて首に腕を回した。



「卑怯者…」

「イヤなら拒めよ」

「できないって知ってるくせに…」

「さすが俺の留宇…」



久しぶりのキス…。



雷さんとキスしてると思うと…泣きそう…。



「コーヒー飲んだな?」

「うん、高宮さんと」

「味だけもっと…」



いいのかな…。



水しか飲めない雷さんとコーヒー味のキス。



あぅぅぅ…早く退院してよ…。



苦しくてカラダを離すと頭を引き寄せられて雷さんの心臓の上。



生きてる音がする…。



「いろいろ迷惑かけたみてぇだな…。高宮に聞いた。ホント、悪かった…」

「奥さんっぽいでしょ?」

「あんまりムリすんなよ?見舞いだって誰が来るかわかんねぇし…。挨拶すんのめんどくせぇだろ」

「それより雷さんに会いたい…」



このまま寝てしまおうかな…。