俺様のカゴの中

眩しくて目を開けると病院にいた。



「藤間さ~ん、わかりますか~?」

「わかんねぇ…」

「手術しますよ」



は…?



なぜ…?



あぁ、やっぱり胃か…。



ぼんやりする意識の中で医者と看護師がいろいろ聞いてきた。



答えたか答えてないかは不明。



なんか俺、気持ちよくなってきた…。



そういや最後に留宇とヤったのいつだっけ。



ガキの顔とか見たかったんだけど。



今から俺が行くのは母ちゃんのとこか?



あの人、ぜってぇブチギレんだろうな。



大事なヤツ残して死んだら口も聞いてもらえないかもしれない。



恥ずかしくない生き方したつもりだったんだけど…コレはいちばんやっちゃいけねぇことか…。



わりぃ、母ちゃん。



最後まで親不孝だ…。



そう思った瞬間、ムリに覚醒した気がした。



喋れねぇし口ん中でなんか…オエッてされてるっ…。



「わかりますか?コレが出血個所です」



知るか…。