俺様のカゴの中

男女別…だと?



「俺と留宇の部屋ぐらいあるだろ…」

「結婚してんの黙ってろって言ったの雷じゃん。留宇の友達にバレるよ~」

「バレねぇよ!!一緒に住んでてもバレねぇのに」

「念には念をってことで、雷は男部屋」



出張から帰ってロクにイチャイチャしてねぇのに…。



もういい…寝るか…。



誰が立てたのか知らないパラソルの下にあったサマーベッドに座った。



「雷さんだ!!なに飲む?」

「ビール」

「今持って来ま~す」



クラブのスタッフの女がビールを持ってきてくれた。



腹減った…。



留宇は虎宇と戯れていて、久しぶりに見るはしゃぎ方。



連れてきてよかったと遠目で思った。



「楽しそうだな、留宇ちゃん」

「ぺー!?お前も参加か!?」

「自腹だし。クラブの常連の俺を誘わねぇってのはどういう了見?」

「仕切ったの駿だから。俺じゃねぇよ、淳平」

「どうでもいいけど、俺にあの子ちょうだい?」



留宇の友達、人気だな…。