俺様のカゴの中

腕枕で眠った留宇の髪を撫でて、頬にキスして。



明日起きたら怒るだろうな?



バレないように笑い、幸せな気持ちで目を閉じた。



案の定、次の日は留宇の叫び声。



「雷さんっ!!なんなのコレ!!」

「蚊にでも刺されたんじゃねぇの…」

「キスマークでしょ!!どうして隠れない場所につけたの!!」

「お前、俺のもんだろ」

「そう…だけど…」

「浮気すんなよ?誰かに触られたら…たとえ留宇が悪くなくてもキレそうだ」

「キレたら…?」

「手首に一生消えねぇ俺の名前入れてやる」

「ヤダヤダ!!絶対ヤダ!!浮気しないよ!?雷さんだけだからね!?」



本気にしてんなよ…。



まぁ、本気だと思わせときゃあいいか。



「留宇~?」

「なに…?」

「バイト行くな…」

「雷さん…?」

「なんだよ…」

「甘えん坊だね…?」

「うっせ。早く行け。クソ、ボケ、ハゲ…」

「夜ご飯作っててね!!行ってきます!!」



早く終われ、バイトなんか…。