俺様のカゴの中

それからしばらく、淳平に手ほどき。



「なかなかいいんじゃねぇの?かなり雑だけど」

「だからさ、雷がやってた時とぜんぜん違うと思って」

「こんなもんで十分だろ。俺の真似する必要なんてねぇから。ぺーのやりたいようにやりゃあいい」

「ぺー言うな…。で、今度雑誌の1ページに俺の作品達が載るわけ」

「マジか!!やったな!!」

「雷に報告すんのはいちばんにって思ってた」



嬉しい報告に留宇の存在を忘れてた。



気づいて探したら留宇が松居となにかしてる。



おい、近い。



「そう、そんな感じ」

「できました!!」

「いいね、藤間さん、短期じゃなくて長期でやったら?飲み込み早いし」

「ありがとうございます!!褒められちゃった!!」



その笑顔は男に向けていいもんじゃねぇ。



って、松居の顔が赤くなってんじゃねぇか。



「あれ、天然だから怖いよね~」

「男は猛獣だって教え足りねぇのか?」

「雷…留宇ちゃんになにやってんの…」



やっぱりバイトなんかさせなきゃよかった…。