俺様のカゴの中

高宮さんに訳を話すと、一般市場には出回らない焼酎があると教えてくれた。



「すっげーうまかったけど手に入らないかも」

「どうしたらいいでしょう…」

「ん~、まぁ任せて。なんとかしてみるよ。でも値はかなり張るから覚悟しといてね?」

「ありがとうございます!!」



高宮さんはやっぱりいい人…。



電話を切り、通帳を取り出した。



雷さんと暮らしてから余った生活費とあたしのお小遣いを入れてる通帳。



あたしの好きに使えと言われてるから手はつけてない。



でもコレって雷さんのお金だから…。



金額は相当なものだと思う。



でも自分で稼いでみたいな…。



「もしもし虎宇!?」

「うん、どうかした?」

「あたし働いてみたい!!」

「雷さん、留宇にそんな苦労を…?殺す!!」

「違うの!!雷さんのプレゼント、自分で買いたいから…」

「なるほど…。じゃあ短期なら紹介してあげる」



やった!!



虎宇から紹介してもらったのはカフェのバイト。